医療法人社団 明芳会 横浜新都市脳神経外科病院

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ハート(心臓)ドック

早瀬 太一郎

メタボリックシンドロームで知られるように動脈硬化の危険因子である高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙歴がある方は、動脈硬化の可能性が高くなります。早期に診断し進行を遅らせることが大切です。

循環器内科医師 早瀬 太一郎

なぜ動脈硬化が重要か

日本の3大死因は「がん」「脳血管疾患」「心疾患」です。なかでも脳血管疾患と心疾患は、いずれも動脈の壁が厚くなって弾性力が失われ、血管が劣化し狭くなってしまう「動脈硬化」が原因です。 ハート(心臓)ドックは、現在の動脈硬化の程度および動脈硬化に対する危険度を評価することによって、将来の重篤な心臓血管疾患を予防することを目的としたドックです。

健康診断を受けていても心筋梗塞になる理由

一般の健康診断では、動脈硬化の危険因子を把握することは出来ますが、動脈を直接評価することは出来ません。ハート(心臓)ドックでは、画像的に直接動脈硬化を把握するため、重症度や緊急性を評価することが可能です。

検査内容

心臓MRI/MRA

心臓の検査は一般的に造影剤を使用しCT検査にて心臓の形態から現状を確認します。一方で当院のMRI/MRA検査では、造影剤を使用せずに形態はもちろんですが心臓の機能も評価できます。
また磁気と電波を使用し動いている状態の心臓を3D解析することで小さな病変の早期発見が可能となります。
なお、ペースメーカーが入っている方などはMRでの撮影ができません。その場合はCT検査へ変更も可能ですので、事前にご相談ください。

狭心症

狭心症

慢性完全閉塞

慢性完全閉塞

心臓エコー

超音波を使って、心臓のかたち、働き、動きに異常がないかを検査します。心臓の機能および弁膜症の評価を行います。また、高血圧に伴う心臓肥大の程度や心筋梗塞による心筋のダメージも把握できます。

頚動脈エコー

全身の動脈硬化の指標となる検査です。
現在の動脈硬化度を測定し、将来の脳卒中・心筋梗塞の危険性を予測します。

胸部レントゲン検査

心肥大・心拡大・胸部大動脈瘤などが分かります。

動脈硬化測定検査(血管年齢)

血管の詰まり具合や血管の硬さ(血管年齢)を測定することで、現在の動脈の状態が分かります。

石灰化スコア・内臓脂肪

CT装置で撮影し、画像から冠動脈にあるカルシウムの量や腹部の内臓脂肪の面積を測定します。内臓が多いと生活習慣病やメタボリックシンドロームになりやすいとされています。

肺年齢

肺機能の低下は全身の臓器に影響を及ぼします。特に、40歳以上の方や喫煙者は急速に肺機能が低下する危険性があります。この検査では外から見えない臓器である肺の状態を簡単に知ることが出来ます。

その他検査

特殊血液検査:劣化コレステロールやアラキドン酸、EPA、1,5-アンヒドログルシトールなど特に生活習慣病や動脈硬化に関連する項目を測定します。現在の食習慣がどのように体に影響しており、どの程度動脈硬化を起こし易いかを判定します。

結果について