メモリードック(高次認知機能ドック)

先制医療的介入で
認知症疾患の発病予防に努めましょう!
日本認知症学会専門医が
あなたの健康寿命をサポートします。
認知症診断センター部長 眞鍋 雄太
誰もが発症する可能性のある認知症!
物忘れ、置き忘れ、約束忘れなどの症状は、認知症の初発の可能性があります。現在日常生活や社会生活に特に支障がない方であっても、早期発見・早期治療により治る場合もあります。
(日本認知症学会専門医である眞鍋雄太医師(藤田保健衛生大学救急総合内科客員准教授)を順天堂高齢者医療センターより迎え、開設しました。当院独自の認知症に特化した検査内容のドックです。)
メモリードックの内容、分かること
SPECT
脳の血液の流れや低下している部分がないかを調べ、虚血性脳血管障害や認知症をいち早く知ることが出来ます。主に「アルツハイマー型認知症」の発見に役立ちます。

頭部(海馬)MRI
物事を記憶する仕組みに重要な役割を持つ海馬の萎縮がないかを見る検査です。
「アルツハイマー型認知症」では初期段階で海馬の萎縮が認められています。


頭部・頚部MRA
MRIと同じ装置で、血管だけを映し出す画像検査です。「くも膜下出血」の原因となる「動脈瘤」、脳梗塞をひき起こす「動脈の狭窄や閉塞」、また「血管の奇形」などが分かります。
脳卒中でもっとも致死率の高い「くも膜下出血」の大部分は脳動脈瘤の破裂が原因です。 現在2~3mmの大きさの動脈瘤まで診断可能ですが、早期発見により破裂前に手術を行うことで予防できる疾患です。

脳動脈瘤

頚動脈狭窄症
なお、ペースメーカーが入っている方などはMRでの撮影ができません。その場合はCT検査へ変更も可能ですので事前にご相談下さい。
認知機能検査
認知機能や記憶力を簡便に測定し、
大脳の各部位の機能を標準化されたテストを組み合わせて評価します。

その他検査
血液検査で、臓器疾患や代謝異常を確認し、
認知機能の低下が脳以外の病変にあるかどうかを調べます。
結果について
- 結果説明は、検査日の約4週間後に認知症専門医より行ないます。
- 結果報告書・画像CD-Rは、結果説明後に差し上げます。
- 万が一、メモリードック後に異常または疑いが発覚した場合の治療(薬剤処方・再検査など)は、健康保険適用となる場合があります。