医療法人社団 明芳会 横浜新都市脳神経外科病院

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採用情報 後期臨床研修医(脳神経外科・脳神経内科)

採用情報 後期臨床研修医

はじめに

脳神経外科専門医は卒後 2年間の初期研修終了後、4年間の脳神経外科臨床研修プログラムを行った後、受験資格が与えられ筆記試験、面接試験を受けて認定される。
当院における脳神経外科後期臨床研修も、専門医資格を取得するために十分な知識と技術を習得するためのプログラムである。当院は基幹病院である順天堂大学の連携施設であり、当院で不足する領域の専門医資格に必要な症例については、順天堂大学と連携をとり経験できるシステムになっている。

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プログラム指導者

採用情報 後期臨床研修医

横浜新都市脳神経外科病院  院長・脳神経外科 森本 将史

Training age 自身の研修医時代について

私の医師生活の中でも、もっとも印象深く、かつ自分の医師としての根幹を形成出来た時代でした。半年の麻酔科研修から脳外科に戻ったときは、研修医2人で病棟50床。担当患者は常に20人以上、毎日病棟の奥の部屋に寝泊まりし、平均睡眠時間は4時間くらいだったと思います。毎週末金曜の夜に同僚と近くの居酒屋に行くことだけが息抜きみたいな生活でしたが(笑)、その当時にオーベンであった宮本先生(現京大脳神経外科教授)から叩きこまれた「ベッドサイドを大切にする気持ち」は今でも変わりません。「知識も技術もない自分が患者さんに提供できるのは時間だけだ」という気持ちでいましたし、どんなに過酷な状況でもあの研修医時代を思い出すとたいしたことない、と思えるくらい、自分にとっては精神的支柱を形成できた一年だったと思います。

Policy 医療、医療人としてのポリシー

患者さんに「満足」と「安心」を与えられる医師になりたい、ということです。高度な「技術」と「知識」を習得し、安全に施行できる手術領域を広げていくための研鑽をしていくことは外科医として当然ですが、それに加えて、患者さんや家族との接し方において社会人としての常識とマナーを身につけていくことや、一緒に仕事をしているスタッフが元気に前向きに働けるよう周囲に良い影響を与えられる人間にもなっていきたい。とにかく患者さんに対して「満足」と「安心」を感じてもらえるよう、何歳になっても「日々是勉強」で、謙虚かつ前向きな気持ちを忘れず、プロとして進化し続け、質の高い医療を提供できる組織を創っていきたい、と思っています。

Advice 指導医(先輩)としてのアドバイス

患者さんからもスタッフからも慕われる医師になるためには、経験に裏打ちされた高い技量と知識を身に着けることが大切なことは当然ですが、それよりも大事なことは、医療人として社会人として、謙虚に、前向きに、成長していこうとする向上心を持ち続けることだと思います。私は新しく当院で働いてくれる医師に対して次の3つをお願いしています。?パラメデイカルを大切にし、チーム医療の中心となること、?どんな状況下でもネガテイブな言動をしないこと、?年齢、地位に関係なく、強い成長意欲を持ち続けること。

医師は病院という職場において、発言力、サラリー、数々の決定権、をはじめ、色々な面で特権を与えられていますが、裏を返せば、それだけの責任を背負っている、ということです。適切で安全な質の高い医療を提供できるようになる、ことに加えて、患者さんやその家族を勇気づけ、一緒に働くスタッフの見本となって組織のモチベーションを高める、といった人間力の向上に対しても高い意識をもって尽力してほしいと思います。これは今の自分自身に対しても言えることだと思っています。

Program 当科専門研修プログラムPRポイント

  1. 全国的にもトップクラスの豊富な手術実績と脳卒中治療実績がありますので、専門医を目指す先生はじめ、発展途上の先生も、積極的に臨床に取り組んで頂けます。
  2. 直達手術と血管内手術の両方の手技を、「安全にシンプルに」の原則で症例によって使い分けていますので、両方の手技をバランス良く学ぶことが出来ます。
  3. 日本脳神経血管内治療学会指導医が在籍し、日本脳神経血管内治療学会訓練施設に認定されているので、当院で専門医取得のための症例経験が積めます。日本脳神経血管内治療学会専門医試験に2016年は当院常勤医3人が、2017年には外部研修医師2名が合格しています。
  4. 全国規模学会に全スタッフ年間最低3回の発表義務があり、臨床実務だけでなく、学術的発表の訓練も受けられます。
  5. 訓練用のマイクロ顕微鏡も常備されているので、シリコンを使用した顕微鏡手術の訓練も普段からすることが出来ます。
  6. 年間50例近くある急性期血栓回収治療においても、搬送されてから治療開始まで(Door to puncture)の時間は殆どの症例で60分以下であり、パラメデイカルのモチベーションが非常に高く、質の高い「チーム医療」を実践することができ、医師はその中でリーダーとしての社会性を身につけることができます。
  7. 脳疾患救急搬送数(約3300件/年)、脳疾患入院数(約2700件/年)と、救急疾患も含めた症例が豊富なので、脳血管障害に興味のある神経内科医にとっても、後期研修医にとっても、救急医療の初期対応から脳疾患全体を学ぶことができます。
  8. 専門医には、国内外研修3ヶ月(有給)の制度があります。
  9. 2017年より順天堂大学脳神経外科の研修施設となり、脳血管障害以外の症例についても、専門医試験前には、研修に行くことが出来ます。

Paper 過去の発表論文

森本将史、岩崎充宏、根本哲宏、疋田ちよ恵、福田慎也、鈴木孝典、佐藤浩明
急性期血栓回収療法における再開通時間の短縮を目指した院内強化体制
Jpn J Neurosurg(Tokyo) 26:721-727,2017

Iwasaki M, Hattori I, Sasaki M, Ishimori H, Nemoto A, Hikita C, Sato J, Fukuta S, Morimoto M
Stent-assisted coil embolization for anterior cerebral artery dissection presented with cerebral infarction. Surg Neurol Int.
2015 Dec 7;6:182.

森本将史、服部伊太郎、菅原道仁、根本哲宏、百瀬義雄、木村俊靖、久保俊朗、北原茂実
重症静脈洞塞栓症に対してスライデイングバルーン テクニックによる機械的血栓破砕が有効だった1例
JNET 5:112-117,2011

Aoki T, Kataoka H, Morimoto M, Nozaki K, Hashimoto N.
Macrophage-derived matrix metalloproteinase-2 and -9 promote the progression of cerebral aneurysms in rats.
Stroke. 2007 Jan;38(1):162-9. Epub 2006 Nov 22

Morimoto M, Miyamoto S, Mizoguchi A, Kume N, Kita T, Hashimoto N:
Mouse model of cerebral aneurysm: experimental induction by renal hypertension and local hemodynamic changes.
Stroke. 2002 Jul;33(7):1911-5.

Morimoto M, Kume N, Miyamoto S, Ueno Y, Kataoka H, Minami M, Hayashida K, Hashimoto N, Kita T: Lysophosphatidylcholine induces early growth response factor-1 expression and activates the core promoter of PDGF-A chain in vascular endothelial cells. Arterioscler Thromb Vasc Biol.
2001 May;21(5):771-6.

Morimoto M, Iwama T, Hashimoto N, Kojima A, Hayashida K: Efficacy of direct revascularization in adult Moyamoya disease: haemodynamic evaluation by positron emission tomography. Acta Neurochir (Wien).
1999;141(4):377-84.

Lambrechts D, Storkebaum E, Morimoto M, Del-Favero J, Desmet F, Marklund SL, Wyns S, Thijs V, Andersson J, van Marion I, Al-Chalabi A, Bornes S, Musson R, Hansen V, Beckman L, Adolfsson R, Pall HS, Prats H, Vermeire S, Rutgeerts P, Katayama S, Awata T, Leigh N, Lang-Lazdunski L, Dewerchin M, Shaw C, Moons L, Vlietinck R, Morrison KE, Robberecht W, Van Broeckhoven C, Collen D, Andersen PM, Carmeliet P. VEGF is a modifier of amyotrophic lateral sclerosis in mice and humans and protects motoneurons against ischemic death. Nat Genet.
2003 Sep;35(1):107.

Aoki T, Kataoka H, Morimoto M, Nozaki K, Hashimoto N : Macrophage-derived matrix metalloproteinase-2 and -9 promote the progression of cerebral aneurysms in rats.
Stroke. 2007 Jan;38(1):162-9. Epub2006 Nov 22.

Kataoka H, Kume N, Miyamoto S, Minami M, Morimoto M, Hayashida K, Hashimoto N, Kita T: Oxidized LDL modulates Bax/Bcl-2 through the lectinlike Ox-LDL receptor-1 in vascular smooth muscle cells. Arterioscler Thromb Vasc Biol.
2001 Jun;21(6):955-60.

Miyamoto S, Hashimoto N, Nagata I, Nozaki K, Morimoto M, Taki W, Kikuchi H: Posttreatment sequelae of palliatively treated cerebral arteriovenous malformations.
Neurosurgery. 2000 Mar;46(3):589-94; discussion 594-5.

Ueno Y, Kume N, Miyamoto S, Morimoto M, Kataoka H, Ochi H, Nishi E, Moriwaki H, Minami M, Hashimoto N, Kita T : Lysophosphatidylcholine phosphorylates CREB and activates the jun2TRE site of c-jun promoter in vascular endothelial cells.
FEBS Lett. 1999 Aug 27;457(2):241-5.

Nishi S, Hashimoto N, Todaka T, Nomura M, Sawada M, Morimoto M, Kojima A: Cosmetic osteoplastic craniotomy with a chisel and hammer. Surg Neurol.
1999 May;51(5):571-4.

Akiyama Y, Hashimoto N, Morimoto M: Orthostatic hypotension improved after bilateral carotid endarterectomy--case report. Neurol Med Chir (Tokyo).
1999 Feb;39(2):153-6.

Iwama T, Morimoto M, Hashimoto N, Goto Y, Todaka T, Sawada M: Mechanism of intracranial rebleeding in moyamoya disease. Clin Neurol Neurosurg.
1997 Oct;99 Suppl 2:S187-90.

森本将史、宮本 享、菊池晴彦、永田 泉、高橋 潤
中脳腹側部海綿状血管腫をpterional approachにて全摘出した1例
Jpn J Neurosurg (Tokyo)5:308-312,1996

専門医取得後

  • ①日本脳卒中学会、日本脳神経血管内治療学会の専門医取得を目指して研修を継続
    (症例数は十分あるので、専門医資格取得と同年度に取得することも可能)
  • ②有給で3か月間の国内外臨床施設への自由留学システムあり

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